スマホで知らずに般若顔
こんにちは Hogushi−Arts 工藤です。
般若顔と言われてみなさんどんなイメージを浮かべますか?
般若の面は、能で使われる人間の表情をお面で表したものですね。目が笑ってないのに笑ってるような複雑な表情に感じます。
能では源氏物語の光源氏の不倫相手の一人、六条御息所が嫉妬心で狂って生き怨霊として正室の葵の上を苦しめる時に般若面が使われるそうです。正に〈嫉妬や恨みのこもった鬼女の顔〉ですね。文書を読んだだけでも、六条の御息所のシーンは唯一重くて怖いと感じてましたが顔の奥にこの表情が見えたら余計怖いですね。
現代ではたとえ嫉妬や恨みがこもっていなくても、この鬼女の般若顔が増えてきているそうです。
原因はスマホ。
スマホを長時間見ていると眉間にシワができてくるのです。現代人には逃げられない現実ですね。
眉間のシワを作る筋肉は本来「まぶしさ」を軽減するためにまぶたと眉毛をひそめて目に入る光の量を調節する働きで、皺眉筋(しゅうびきん)・眉毛下制筋(びもうかせいきん)・鼻根筋(びこんきん)が主な筋肉です。この筋肉達がまぶしいときに無意識に動き、その時間が長くなると筋肉がくせとして覚えシワにつながるのです。
このまぶしいと感じるのはなにもスマホのブルーライトだけではないですよね。パソコン、テレビ、LEDもですね。
LEDは安くて安定していいのかもしれませんが眩しすぎです。LEDが普及し始めた頃、敏感な知り合いが「最近対抗車のヘッドライドがまぶしくて運転中気持ち悪くなる」と言っていました。どんだけ敏感なんだと思いましたが、私は気付かなかったけど 実は体にそういう影響もあるのかと気付かせてもらいました。
また夜なのに昼を錯覚するような異様な明るさが脳への体内リズムをもくるわせていると思います。少し脱線してしまいましたが、スマホの脳へ影響はまた別の機会に。現代の避けられない環境の中、せめて理解していればケアのしようがありますよね。
スマホ般若顔②に続く
横浜ヘッドマッサージ専門店・Hogushi-Artsの工藤でした。
横浜のヘッドマッサージ専門店「休眠庵」Hogushi-Arts(ホグシアーツ)