コーヒー染めの手ぬぐい
こんにちは。
hogushi- arts 工藤です。
お客様が増えたこともあり、手ぬぐいの量が間に合わなくなったので数を増やすことにしました。前回のブログ【お肌に優しい施術タオルを】で述べた理由から、手作りしました。
今回は媒染液を変えて染めてます。
こちらが染色の各工程です。↓
下準備工程
お顔は体の他の皮膚よりも薄く敏感なので、綿100%の晒しの布から手ぬぐいを作ります。
新品は、のりがついていていると染色の色が入っていかないので、一度ぬるま湯で洗ってのりを落としていきます。
乾いたら豆乳に漬けておき、陰干ししながら2・3日しっかり乾かします。
染色工程
コーヒーを濃いめに煮出し、手ぬぐいが隠れ浸るくらいの量を準備します。
(前回はちょうど浸る位の量にしたら色ムラができてしまったので、今回はたっぷりめに作りました。)
量が多すぎて家庭用の鍋では染色できないので、大きめのダンボールにビニール袋をかけてなるべく温めたコーヒーを入れ染色しました。
軽く絞ったら次は、染色した色が布に定着するように媒染です。
媒染工程
前回は媒染にミョウバンを使用しました。コーヒーの色が優しくベージュ色に出て悪くなかったのですが、染色家の知り合いの方に相談していたら鉄の媒染液を譲っていただいたので今回は鉄媒染に挑戦します。
濃縮されているので鉄の匂いが強いですね。水で薄めて先程の手ぬぐいを入れます。
入れた瞬間化学反応が起こり色が変わりました。ミョウバンの時よりも色の変化がありますね。
鉄サビ感が出て、いい色の仕上がりになりました。
軽く水洗いして乾かしたら出来上がりです。
ミョウバン媒染と鉄媒染の色の違い
左がミョウバン、右が鉄です。
出来ました!
新しい手ぬぐいで皆様をお待ちしております。
横浜ヘッドマッサージ専門店・hogushi- artsの工藤でした。